Profile of Taisei SATO's world

略 歴



佐藤 泰生
さとう たいせい

「見ること、描くこと」

 目の前に広がる風景をどう捕らえるか。目に見える通りに描くことはあまり面白くないし、主観的に描いても見る人にわからなければつまらなく思える。現場でのスケッチは、その内容と直接かかわってくる重要なリアリティをつかむ方法のひとつだと思う。自分が頭を少し動かすだけでグラグラするように風景が変わり、自分に向かってくるモチーフも変わってくる。スケッチも、動き廻ったという印象が、何を描いたかということよりも大事なものを含んでいる場合もあり、目で見たものから感じたもの、そしてもう一つの東洋的な見方というか、後側から見る視点やふところに入りこんで見る視点ということもあるようで、目の前の風景は様々な時間の経過を経て、あたためられて出てくるように思われる。

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1945年
大連に生まれる。
1967年
東京芸術大学油画科(小磯教室)卒業。大橋賞を受賞。
1969年
東京芸術大学大学院油画科修了。1973年まで同大学油画科の助手を務める。
1970年
新制作展で新作家賞を受賞。
1971年
現代日本美術展入選。現代日本新人展出品。
1972年
ジャパン・アートフェスティバル展、 国際形象展(以降毎回)出品。
1973年
国際青年美術家展に出品。
仏政府給費留学生としてフランスに渡仏。1978年まで滞在。
1974年
新鋭選抜展出品。
1976年
日本橋・高島屋において滞欧作品展を開催。
パリ、パッスレル・サンルイ画廊にて個展開催。
1977年
第12回昭和会展(銀座・日動サロン)に出品、昭和会賞を受賞する。
1978年
個展開催(銀座・日動サロン)。
1979年
明日への具象展出品。
安井賞展出品。
具象現代展出品(以降毎年)。
新制作展出品、新作家賞受賞。
国際形象展出品。
1981年
安井賞展出品。
油絵大賞展出品、優秀賞を受賞。
1984年
日動サロン、日動画廊本店におよび名古屋日動画廊にて個展開催。
1985年
国際美術フェア(スイス)出品。
五都展出品。 具象絵画ビエンナーレ出品。
青年画家展に出品。
日本現代絵画展(ニューデリー、毎日新聞社主催)出品。
1987年
今日のガラス絵展出品。
バーゼル・アート・エキスポ展(スイス)に出品。
福岡日動画廊で個展開催。
1988年
現代の人物画展出品。
1989年
日動画廊本店および名古屋日動画廊において個展開催。
前田寛治大賞展に出品。
1990年
梅田近代美術館において個展開催。
現代日本の屏風絵展(デュセルドルフ他)に四曲屏風「ルーブル美術館」出品。
女の四季を描く(ナビオ美術館)出品。
1991年
現代の視覚展、現代日本絵画展(北京)出品。
1992年
屏風絵展開催(日動画廊)。
1994年
日経新聞連載「朝の歓び」・挿画展開催(日動画廊)。
メイドインベニス展出品(ガラスオブジェ)。
1995年
香港アートフェア出品。
1996年
連画展、「両洋の眼」展出品。
1998年
日本秀作美術展、現代の精鋭作家たち展出品。
1999年
個展開催(東京・名古屋・福岡、日動画廊)。日本秀作美術展出品。
メキシコ、インド取材旅行。
2001年
パリ滞在
2002年
東日本の美 山展(東京ステーションギャラリー)。
個展開催(東京・名古屋・福岡、日動画廊)。
2005年
個展開催(東京・名古屋・福岡、日動画廊)。
2006年
壁画(緑の季節 風と音と光)制作。
2007年
高島屋美術部創設百周年記念 現代日本画/洋画 名家百画展(高島屋)
佐藤泰生の世界展<1963〜2007>(諏訪市美術館)
2008年
高樹のぶ子著「甘苦上海」日本経済新聞社連載 挿画担当
2009年
高島屋美術部創設百周年記念 「揺れる時間 輝く時間」佐藤泰生展開催。
現在:新制作協会会員、和光大学教授。
  • TV主演 
  • 1992年「美に生きる・ニューヨークを屏風に込めて」
  • 1995年「美の世界」(日本テレビ)
  • 1995年「土曜 美の朝」(NHK)